声をかけてはいけない時

【声をかけてはいけない時】

最近教室でずっと一人で黙々と逆上がりの練習をしている子がいます。

なにか指導者と練習する約束をしたわけでもなく、教室にくるなり鉄棒に向かい練習を始めます。

失敗しても何度も何度もやり続けます。

 
 
 
こういった状況の子がいる時は、基本的にはあまり声をかけないようにしています。

こちらから「もっとこうした方が良いよ!」とかアドバイスしたくなる気持ちはグッと抑えて見守ります。

なぜなら、その子の”やる気”が落ちる可能性があると思うからです。

 
 
 
人のやる気は主に2つの状態があります。

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①自分の外からくるやる気
→先生に言われたからやる
→ご褒美がもらえるからやる

②自分の内からくるやる気
→やりたいからやる

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基本的には、①から始まり、段々と②に入っていきます◎
※もちろん②の方が非常にやる気の高い状態

①の段階の子にはこちらから積極的に関わっていくのが、行動を促すのにとても大切です。

しかし②の状態に入っている子については、こちらから積極的に関わっていくことで①の状態に戻ってしまうことがあります。

これは絶対に避けたい。。。
 
だから②の状態の子については、子ども自身からこちらにサポートを求めてきた時に寄り添ってアドバイスしています◎
 
 
 

目指すのは教室の子どもたち全員が②の状態に入ること。

自分の内側からやる気を出して取り組める子を育てること。

それが本教室で理念としている「自信を育てる」ということの意味なのかと思っています。

その自信が今後の人生でも役に立っていくことを願っています。

 

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