【段階を刻む】
今回は運動指導論その⑥です。
”段階を刻む”
という話をしたいと思います。
なにか新しい運動に挑戦するとなると、必ず目の前に壁が立ちはだかります。
※運動に限らず、勉強でも、日常生活でも全てにおいて
その壁を乗り越えるために、つまり何か新しいことを獲得するためには
指導者の助けが必要です。
※経験の少ない子どもならなおさら
では指導者何をするべきなのか?
それこそが、”段階を刻むこと”
言いかえるなら、
「壁の前にスロープを作ってあげること」
になります。
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例えば、
「縄跳びの前跳びは普通にできるけど、2重跳びができない。」
という子がいるとします。
前跳びと2重とびには大きな差があります。
※空中で1回まわすのと2回まわすのでは全然違う。。。
これが子どもにとっては大きな壁として立ちはだかるわけです。
そういった時には、教室では主に以下のことをします。
①2重とびの回し方、リズムを身体で覚えてもらう
②トランポリンを使って長い滞空時間の中で2重とびに挑戦してもらう
※これらは一例にすぎませんが
すると、簡単に2重とびができるようになったりもします。
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このようにして、指導者がスロープを作ることで、子どもたちに壁を乗り越えていってもらいます。
実際にどのように、スロープを作るのか?
というと方法は様々ですが、主には以下。
・小さな課題を提示する
・備品、道具を適切に利用する
・直接的に補助する
・適切な声かけ、アドバイス
※内容はかなり抽象的ですが今回は割愛。。
壁の前にどんなスロープを作ることができるのか?
どのようにして段階を刻むのか?
これが指導者の力の見せどころだと思います。
今後も運動という教材をつかって、子どもたちが人としてより一層できる環境を作りたいと思っています。
ただ運動をするのではなく、教育としての運動教室です^^