【突然関節が曲がった話】
今日は小難しい話をします😅
普段は自身の運動教室だけでなく、発達障害の子にも運動を教えています。
※放課後等デイサービスにて
発達障害と一緒に表れやすい症状として
DCD(発達強調運動障害)という運動障害があります。
簡単にいうと”不器用”という症状です。
・歩く、投げる、階段を下りるなどの習得が遅い
・ボタンをとめる、文字を書くなどの細かい作業が苦手
・ジャンプとキャッチなど複数の動作が同時にできない
いつも運動を教えている、DCDの子で
走る時に、まったく膝が曲がらない子がいます。
※膝を伸ばしたまま、すり足で走る感じ
しかしながらその子は鬼ごっこが大好きで
いつも「長井先生、鬼ごっこやりたい!」と言ってきます。
そんなある日、突然変化が訪れました。
いつものようにその子と鬼ごっこをしていると、
急にその子の膝関節が曲がり、いつもの1.5倍ほどの速度で走り始めました。。
※本人は自分でも何が起きているのかわからない様子だった笑
この経験から、子どもの環境の重要性を痛感しました。
運動が楽しいと思える環境、成功体験をつめる環境
そういった環境からの刺激で大きく変わっていくのを目の当たりにしました。
DCDの子であればなおさら、
運動の習得に時間がかかるのは当たり前です。
※ここで周囲の人間が烙印を押すのは絶対にダメ
環境を整えて、長期的な視点で、良い刺激を与え続ければ
しっかり成長していきます。
今後もそんな子どもたちの成長にも関わっていけると嬉しいです^^